• アンカーの使用方法

近年の住宅は消防法により、ほとんどの壁が不燃の石膏ボードで作ることが義務付けられています。
石膏ボードとはその名の通り石膏を板状に固め紙でサンドイッチしたものです。

一般的な壁は厚さ9~12ミリの石膏ボードが、通常は30~40cmの間隔で横に走っている「下地」(したじ)と呼ばれる木材に留められています。

壁に棚受けなどのアイアン製品を取り付ける場合、最も強力に固定できるのがその下地を探してビスを打つ方法です。
ホームセンターに行くと、その下地を探す道具が800~1000円程度で売られています。
しかし、下地は30~40センチ間隔で施工されていますので「この場所に付けたい」というちょうどいいところに無いことも多いのです。
その時は「アンカー」を使用します。
壁(石膏ボード)にキリで穴をあけ、ドライバーでプラスチック製のアンカーをねじ込みます。
アンカーの中央には直径4ミリのビスが打てる穴が開いていて、そこに取り付けたいものをビス留めします。
下地に直接ビスを打った時のように強力には留りませんが、本棚のような重たいものでなければ十分に固定できます。

ひとつ注意しなければならないのは、アンカーをねじ込む場所にたまたま下地があった場合です。
石膏ボードの厚み(9~12ミリ)まではアンカーが入って行きますが、下地の木に当たるとそれ以上進まず、アンカーのねじ山が石膏ボードの石膏を掻き出して、大きな穴が開いてしまいます。
まずは取り付けたい場所に直接ビスを打ってみて、そこに下地があれば良し。なければアンカーを使用するようにしてください。
また、棚受け金具のようにビスを打つ穴がタテに2か所ある場合は、上のビスを下地に打つとしっかりと留ります。
下のビスにはアンカーを使用してください。